2021年1月。
奈良県にある大神神社のご神体「 三輪山 」に登拝しました。
奈良県出身のスピリチュアル大好きな友人に聞いてから、毎年必ず登拝させて頂いています。
スピリチュアリストの江原啓之さんや、占い師のゲッターズ飯田さんがパワースポットとしてが紹介していたそうです。
ちなみに教えてくれた友人は、転勤や悪天候などでまだ一度も登れていません…。
この記事では、三輪山登拝の基本情報や、体験談をご紹介します。
ただし、山中での出来事は「 他言無用 」ですのでくわしく書けません。
山中以外の体験談だとご理解の上、ぜひ最後まで読んでください。
大神神社とは
ご祭神の大物主大神(おおものぬしのおおかみ)がお山に鎮まるために、古来本殿は設けずに拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという原初の神祀りの様を伝える我が国最古の神社です。
引用:大神神社公式HP
大神神社は “人間生活のすべてにご利益がある” といわれており、古くから信仰されてきました。
1664年、4代将軍 徳川家綱公によって再建された檜皮葺 (ひわだぶき) の拝殿は、国の重要文化財に指定されています。
拝殿の奥にそびえるのが、ご神体でもある「 三輪山 」です。
これからご紹介する登拝では、この三輪山の頂上を目指します。
大神神社が紹介されている、JR東海の素敵なCMはこちら↓
三輪山登拝の基本情報
服装や注意事項など、初めての登拝を前に知っておきたいことをご紹介します。
おすすめの服装と持ち物
- スニーカーなど歩きやすい靴
- 長袖、長ズボン
(虫よけ・ケガ防止) - 水分補給の水
(狭井神社でも調達可能) - 荷物は手で持たない
(コインロッカーあり) - 汗拭きタオル
- 竹の杖
(必要に応じて狭井神社で借りられる)
登拝は危険なのか?
危険ではありませんので、安心して登ってください。
三輪山の標高は467m、往復約4Kmの道のりです。
個人差はありますが、往復 約2時間~3時間ていど。
高い山ではありませんが、ふだん運動をしない人には少しキツイかも知れません。
登拝道はあるていど整備されていますが、石や岩場、ぬかるみもありますので、足元には十分注意してください。
“ いかにも登山 ”という恰好は必要ないですが、動きやすい服装をオススメします。
登拝受付
登拝をするには受付が必須です。
受付は、大神神社の境内にある摂社「狭井神社 (さいじんじゃ)」で行っています。
二の鳥居からは、徒歩15分程度で到着します。
【受付の手順】
※受付時間は午前9時~正午までの午前中
- 申込用紙に必要事項 (住所・氏名・連絡先←携帯番号など) を記入
同伴者名は裏面に記入 - 登拝料300円を納める
- 参拝証の “ たすき ” を受け取り、首からかける
- 形代 (かたしろ) を受け取り、自らを祓う
※感染対策がしっかりされているので、安心して手続きができました。
登拝の注意事項
初めて登拝する人には、注意事項の説明があります。
登拝のための案内図と説明書が渡されますので、詳しくはそちらで確認してください。
- 水分補給以外の飲食禁止
- 写真撮影・スケッチは禁止
- タバコやたき火など、火気厳禁
- 供物は持ち帰り、ゴミは放置しない
- 草木・土・石の採取は禁止
- 下山時刻 (午後4時) の厳守
- トイレは無いので、すませておく
- たすきは首にかけておく
※現在は上記のほかに、新型コロナウイルス感染拡大予防のための入山条件が追加されています。
三輪山・登拝口までのルート
二の鳥居の右手に、案内図がありますので参考にしてください。
鳥居をくぐりまっすぐ進むと、正面に大神神社の拝殿が見えてきます。
拝殿奥にそびえているのが、これから登る三輪山です。
拝殿の手前には、大物主大神の化身である白蛇がすむという「巳の神杉」というご神木があります。
高さ:約36m、樹齢:推定350年。
蛇の好物の卵と酒が供えられています。
拝殿に向かって左側に大きなスロープがあります。
スロープを降りてすぐの所に、広いトイレがありますので、トイレはここで済ませておいてください。
(トイレには休憩所が併設されており、自販機やコインロッカーもあります。)
※トイレは狭井神社にもありますが、こちらの方が使いやすくてキレイです。
スロープの先を進むと右手に「祈祷殿」が現れます。
祈祷殿を横切るように進んでいくと、「くすり道」の入り口が見えます。
くすり道の先に、病気平癒で知られている「狭井神社 (さいじんじゃ)」があります。
ここまで来ると、さらに聖域だと思わせる清々しさを感じます。
拝殿を参拝してから、登拝の受付を行ってください。
境内にロッカーがありますので、荷物が多い場合は預けておくと良いでしょう。
写真の形代 (かたしろ・人型の紙) で自らを祓います。
準備が整ったら登拝口から登って行きます。
竹の杖が用意されているので、自信のない人は使用してください。
※登拝の様子を具体的に書くことはできませんが、個人の感想を少しだけ。
- まるでジブリの世界のような原生林である
- 登拝道はわりと歩きやすい
- 眺望はない
- とても清々しい
- 山中は風通しが悪そうなので、涼しい季節がオススメ
登拝のあと、拝殿の左後ろにまわり御神水をいただきました。
水分補給用に、水筒につめてから登拝するのもOKです。
神体山・三輪山から湧き出た水で、こちらの井戸が狭井神社の名前の由来になっています。
古くから霊験あらたかな「くすり水」として、万病に効くとされています。
紙コップが用意されています。
とても美味しいお水ですのでぜひ飲んでみてください。
大神神社までのアクセス
JR桜井線 (万葉まほろば線) 「三輪駅」下車、徒歩5分
JR・近鉄 桜井駅北口2番のりば~大神神社の二の鳥居前まで、およそ20分。
基本、土日祝日のみ運行。
無料駐車場は4ヶ所あります。
現在、二の鳥居前の駐車場は工事中のため使用できませんが、合計300台ほど駐車可能です。
おわりに
神社仏閣も登山も大好き♪という私には、最適ともいえる三輪山登拝。
登山経験のない人でも、無理せずゆっくり登っていけば決して心配はいりません。
運動不足の人は、翌日の筋肉痛は覚悟のうえで。笑
登山の苦労も吹っ飛ぶような、不思議な体験がまっているかも知れませんよ。
※あくまでも「登拝」を中心に記述しました。
大神神社や狭井神社のご由緒などは、大神神社のHPなどでご確認ください。