おでかけ&ゆる登山

【富士登山】初心者にもおすすめ!御殿場ルートの特徴と基本情報

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はじめての富士登山だと、ルート選びに迷いますよね。

利便性もありますが、かかる時間や難易度も気になるところ。

難易度が高いといわれる御殿場ルートですが、足腰に不安をかかえる50代の夫婦でも、余裕で登頂・下山することに成功したので安心してください!

御殿場ルートは、初心者でも問題なく登れますし、
山小屋に1泊するのであれば、むしろ難易度は低いと感じました。

はじめての富士登山なので不安だ

富士登山のルート選びで悩んでいる

御殿場ルートを実際に登った人の情報が知りたい

そんなみなさんの参考になれば幸いです。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

【富士登山】50代超初心者が本番に向けてやった5つのこと「一生に一度は富士山に登ってみたい 」 「富士山の頂上からご来光が見てみたい 」 そう思ったことはありませんか? でも...

御殿場ルートの基本情報

富士山には、代表的な4つの登山ルートがあります。

吉田ルート

須走ルート

富士宮ルート

御殿場ルート

4つのルートの中でも、登山時間と距離がもっとも長いのが「 御殿場ルート 」です。

登山ルートはそれぞれに個性があります。

ルートを決める際には、基本情報をしっかり確認してください

所要時間

御殿場口新五合目から山頂までの登り時間は、7時間半~約8時間といわれています。
( 剣ヶ峰やお鉢巡りの時間は含んでいません 。けっこう個人差が出ると思います )

それに対して、下山時間は約3時間30分
7合目からの大砂走りで一気に下山するため、ほかのルートとほとんど変わりません。

標高差

御殿場ルートは4つのルートの中で、いちばん標高の低い位置からスタートします。

登山口から頂上までの標高差:約2300m

吉田ルートの標高差:約1450mと比べると、約1000mほどの差があります。

トイレ・山小屋・施設など

登山口:公衆トイレ ( 24時間利用可能 )、売店、観光案内所 ( 専門のスタッフがいるので、登山前のさまざまな情報収集に役立ちます。 )

登山口から歩いて10分程度山小屋「大石茶屋

7合4勺:山小屋「わらじ館

7合5勺:山小屋「砂走館

7合9尺:山小屋「赤岩八合館

ルートの標識

富士山の登山道は、それぞれのルートによって4色に色分けされています。

御殿場ルートはミドリ色

道を間違えないように、覚えておいて下さいね。

御殿場ルートの山小屋情報

各ルートによって料金などもさまざまです。

ここでは、御殿場ルートに限定した情報をまとめています。

宿泊予約

基本的に予約制です。

わたしが泊まった「わらじ館」は、その年の2月から予約が始まりました。

お盆休みや週末などのピーク時に宿泊を希望する場合は、早めの予約が安心です。

宿泊料金

御殿場ルートの山小屋は、食事つきで平均8000円前後 ( 素泊あり )

吉田ルートと比べると少し安い印象です。

トイレ利用料

山小屋のトイレ利用料は、1回300円。

登山前にネットで調べたら、「100円硬貨を多めに持って行った方がいい」という情報を多くみかけました。

御殿場ルートは、登山口近くの大石茶屋から、7合4勺のわらじ館までトイレがありません。
(※つまり、わらじ館までトイレ代は必要ない)

また、宿泊客は無料で利用できるので、結果的にトイレ代は全く必要なかったです。

※小銭が多いと重くなるので、少しでよさそうです。

飲み物・食料品

山小屋では、比較的なんでも揃います。

500ml入りのペットボトルの水やジュース類はだいたい500円

カレーライスやうどん等の軽食は、1000円前後という感じです

料金は高めですが、カップ麺、お菓子、ビール、ワインのほか、パン、あんみつ、スイカなど…品ぞろえが豊富でおどろきました。

(大石茶屋は登山口に近いので料金も安め)

山小屋についての詳しい情報は、また別の記事でご紹介します。

御殿場ルートの特徴とメリット・デメリット

じっさいに体験して感じたこともまじえ、
その特徴を「メリットデメリット」に分けてまとめてみました。

どのルートを選んでも、メリットやデメリットは必ずあります。

それぞれを比較して、最終的に決めたのが御殿場ルートでした。

御殿場ルートのデメリット

  • 登山時間と距離が長いので、体力が必要。
    登山口から山頂まで約8時間、山頂までの標高差約2250m。
  • 山小屋やトイレが少ない。
    登山口をスタートしてから10分ほどの所にある「大石茶屋」から7合4勺の「わらじ館」までトイレや山小屋がない。
  • 途中、木陰や建物などがないので、天気の良い日は直射日光に晒されつづける。
    → めちゃくちゃ焼けるので、男性もUVケアを!
  • 雷雨などの悪天候の際、避難する場所がない。
  • 悪天候で視界が悪くなると目標物がないので迷いそう。
  • 座って休憩できる所がほとんどない。
    そもそも砂地で座りにくい。
    私はあまり疲れなかったので、休憩や食事は立ったまま。笑

御殿場ルートのメリット

  • 登山口までのアクセスが良い。
    バス・タクシー・マイカーで登山口まで移動できる。
    御殿場ルートはマイカー規制がない
  • 最も標高が低い位置 からスタートする。
    → ゆっくりと時間をかけて登るので高山病のリスクが少ない
  • 代表的な4つのルートの中で、最も登山客が少なく静かな富士登山を楽しめる。
    登山渋滞がない
  • 8合目までは傾斜がゆるやか。
  • 火山砂が延々とつづく雄大な景色を堪能できる。
    登山道は砂がよけられているので、歩きやすくなっている。
  • 下山時間は他のルートとほとんど変わらない (約3時間半)
  • 下山時に豪快な大砂走りを堪能できる。
    砂地の大砂走りは比較的安全に下山できる。
    下りが岩場のルートは、ヒザへの負担やケガなどのリスクが高い。

おわりに

富士山の登山ルートの中で、最もタフといわれている御殿場ルート。

実際に登ってみるまでは本当に不安でした。

「登山時間と距離が長い」
「トイレが少ない」
「晴れていれば直射日光にさらされ続ける」

そういう点では体力が必要なルートともいえますが、
登山口からゆるやかな登山道を、ゆっくり5~6時間登れば山小屋に到着します。

山小屋から山頂までは、2~3時間程度。
山小屋に1泊して翌日山頂をめざすのであれば、決してハードではありません。

実際、私たちはAM9時過ぎに登山口を出発し、PM2時過ぎには山小屋に到着していました。
夕食までの時間は景色を堪能しながらゆったりと過ごし、十分な休息をとることができました。

ルート選びは本当に悩みますが、候補の1つとして御殿場ルートもぜひ検討してみて下さいね。

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POSTED COMMENT

  1. とねり より:

    お読みいただきありがとうございます。
    相性などもあるかもしれませんね。
    貴重なご意見感謝いたします。

  2. めて より:

    わらじ館は泊まるのはもう少し対応をよくしてもらいたい感じでした スタッフの対応が若干イラついたので

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